SSH認証情報を使用して監視しているLinux装置で「kex_exchange_identification:Connection closed by remote host」エラーが発生する
作成日:2024年11月20日 | 更新日:2025年5月23日
事象
OpManagerでLinux装置をSSH認証情報を使用して監視する場合、断続的に「kex_exchange_identification:Connection closed by remote host」エラーが発生する場合があります。
「kex_exchange_identification:Connection closed by remote host」エラーは、接続が理由なく中断された場合にLinux装置で発生します。
原因
本事象は、OpManagerが定期的にポートの可用性を確認する動作に起因しています。
OpManagerがLinux装置のSSHポート(デフォルトでは22番ポート)の可用性を確認しようとする際、完全なSSH認証を伴わない部分的なソケット接続を開始します。
この部分的な接続によるポート確認後、エンド装置側で即時に接続が切断されるとLinux装置側で当該エラーが発生する場合があります。
OpManagerでLinux装置をCLI認証を使用して監視している場合、この部分的な接続と即時切断が定期的に繰り返されます。
なお、この動作は一般的なもので、OpManagerの監視機能の誤作動や中断を示すものではありません。
また、CLI認証を使用した監視やデータ収集に影響することもありません。
対応方法
将来的には仕様変更により本エラーの出力を回避する方針でございますが、ビルド12.8.272現在は修正パッチによる解決が可能です。
詳細は技術サポートまでお問い合わせください。